平成22年度調査
大気環境における近年の行政課題の例としては、光化学大気汚染(光化学スモッグ)と大気中微小粒子(PM2.5)が挙げられます。これらを踏まえ、本合同調査は平成20年度から、調査手法を大幅に変更しました。調査時期を光化学スモッグの発生しやすい夏季の2週間とし、大気中に浮遊する粒子状物質(特にPM2.5)およびそのガス状前駆物質に着目した調査を行います。
また、H22年度は、環境省による四季のPM2.5調査も並行して実施されます。(日程については、5.に記載)
概要 |
日程 |
7月26日(月)~8月9日(月)(ろ紙交換は10時を基本とする)
期間① 7月26日~7月28日
期間② 7月28日~7月30日
期間③ 7月30日~8月2日
期間④ 8月2日~8月4日
期間⑤ 8月4日~8月6日
期間⑥ 8月6日~8月9日 |
方法 |
(粒子状物質)簡易型PM2.5サンプラー(PCI(もしくはMCI)サンプラー)
(ガス状物質)4段フィルターパック法(NILUフィルターホルダー) |
地点 |
粒子状物質(PM2.5) 16地点/ガス状物質12地点
図 粒子状物質およびガス状物質の調査地点
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地点名 |
担当自治体 |
場所 |
緯度・経度 |
1 |
平塚 |
神奈川県 |
神奈川県環境科学センター |
35.20.51N/139.21.05E |
2 |
横浜 |
横浜市 |
横浜市環境科学研究所 |
35.25.09N/139.37.14E |
3 |
川崎 |
川崎市 |
川崎市公害研究所 |
35.30.43N/139.42.55E |
4 |
江東 |
東京都 |
(財)東京都環境整備公社 環境科学研究所 |
35.39.54N/139.49.39E |
5 |
さいたま |
さいたま市 |
さいたま市役所 |
35.51.43N/139.38.43E |
6 |
騎西 |
埼玉県 |
埼玉県環境科学国際センター |
36.04.49N/139.33.50E |
7 |
千葉 |
千葉市 |
千葉真砂公園測定局 |
35.37.51N/140.04.15E |
8 |
市原 |
千葉県 |
市原岩崎西測定局 |
35.31.22N/140.04.18E |
9 |
土浦 |
茨城県 |
茨城県土浦保健所 |
36.04.16N/140.11.27E |
10 |
宇都宮 |
栃木県 |
栃木県保健環境センター |
36.36.01N/139.56.25E |
11 |
前橋 |
群馬県 |
群馬県衛生環境研究所 |
36.24.06N/139.05.57E |
12 |
長野 |
長野県 |
長野県環境保全研究所 |
36.37.57N/138.10.38E |
13 |
甲府 |
山梨県 |
山梨県衛生環境研究所 |
35.40.08N/138.33.11E |
14 |
静岡 |
静岡市 |
服織小学校測定局 |
34.59.07N/138.20.09E |
15 |
島田 |
静岡県 |
島田市役所測定局 |
34.49.59N/138.10.45E |
16 |
浜松 |
浜松市 |
北部測定局 |
34.45.43N/137.43.03E |
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項目 |
粒子状物質: ・粒子状物質濃度 ・水溶性無機イオン(Na+, NH4+, K+, Mg2+, Ca2+, Cl-, NO3-, SO42-) ・炭素成分(EC, OC、WSOC) ・金属等元素成分 ガス状物質: ・HCl, HNO3, SO2, NH3
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環境省PM2.5調査 |
地点は3.と同一
春季:H22年5月14日~5月28日
夏季:H22年7月26日~8月9日
秋季:H22年11月5日~11月19日
冬季:H23年1月26日~2月9日
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